県立広島大学名誉教授の三羽信比古氏と日本歯科大学講師の肖黎氏はこのほど、水素風呂に入浴後、血中の抗酸化力が増強されることをヒト臨床試験で確認した。
試験は、38歳、52歳、56歳の男性3
人を対象とし、電解式の風呂用水素水生成器(WCJ社製『リタライフ』)で生成した水素風呂(摂氏40度、平均溶存水素濃度340ppb)に10分間入浴
をしてもらい、入浴前・入浴後、経時的に採血して血液中の抗酸化力を計測した。計測は米国農務省と米国立老化研究所が樹立したORAC法で行った。
その結果、38歳男性は入浴後10分から次第に血中抗酸化力(ORAC値)が増加、2
時間後でも115.2%増加していた。52歳男性は入浴後30分からORAC値が上昇、入浴後2時間で116.9%に達した。56歳男性は入浴後10分か
らORAC値が上昇、1 時間後に111.4%に達し、その前後も常に入浴前を上回りながら2
時間後100.5%に低下、入浴前の状態に戻った。試験では被験者3人とも例外なく水素風呂への入浴で血中抗酸化力が11~17%増強された。
http://www.this.ne.jp/news/detail.php?nid=689
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